相談事例
老後の将来設計について
Q 独身のお客様で金融資産がある程度あるが収入が少ないため将来への備えをしたい。
A 家計について、主として保険の見直し方法、家計の把握方法などを助言しました。
金融資産運用については、既に行っている運用商品についてその性質や内容、運用に充てる比率などの考え方を説明しました。
ワンルームマンション投資・金融資産の用途について
Q ワンルームマンションに投資中であるが今後ある程度の金融資産を取得予定のためその資金をローン返済に充てるべきか投資に充てるべきか、また、ワンルームマンションの将来見通しについて知りたい。
A 金融資産については、職業や生活状況から手元に残すべき現金資産の比率が変わってくることを、ワンルームマンションについては詳細な情報が取得できないため、不動産投資についての一般的な留意点と大まかな見通しを説明しました。
住宅ローンの借り換えについて
Q ネット銀行が提供している住宅ローンが現状の住宅ローンの利率よりも低いので借り換えをすべきかどうか知りたい。
A 住宅ローンの種類や変動と固定のメリット・デメリット、借り換え後の支払額には、借り換えにかかる費用も加算して比較しなければならないことなどを説明しました。
アパート経営について
Q 年式の古いアパートを複数所有し経営されているお客様が経営の合理化について相談したい。
A 現状の入居率や賃料、管理会社との契約や管理費などを聴き取り、複数の管理会社に依頼している状況から経費負担が大きいこと、管理形態をシンプルにするべきことを助言しました。
遺産分割について
Q 面識のない親族から弁護士を通じて遺産分割協議の連絡がきたがどのようにしたらよいか
A まずは、相続財産についての正確な情報を入手することや、債務存在の可能性、相続放棄の手続きがあること、遺産分割手続きの進み方などについて説明しました。
持ち家から賃貸住宅への住み替えについて
Q 自宅を処分して賃貸住宅への住み替えを検討しているが、賃料を払っても金融資産が生涯足りるかどうか知りたい
A 今後の年金収入、金融資産、住み替えによって取得する売却代金を踏まえて、今後の生活費と年金収入の差額と平均余命から、金融資産の取り崩し可能額を計算する方法を説明しました。
また、現状、高齢者が賃貸住宅を借りにくい場合があることから、持ち家から賃貸に住み替えた場合に経済面以外にもリスクがあることを説明しました。
保険の見直し、変額保険からNISAへの変更について
Q 現在契約している共済契約を見直したい、変額保険を解約してNISAによる運用に切り替えたいので助言してほしい。
A 現在の契約内容を聴き取り、それぞれの保険の目的と契約内容が合っているかどうかを検討し説明しました。
家族構成上必ずしも必要がない保険は減額や解約を行い、保険料が低額な保険への切り替えを考えることにしました。
NISA制度を説明し、お客様が投資を検討しているファンドについて、内容や性質を説明しました。
相続放棄について
Q 一人暮らしの親族が死亡して相談者が相続人になったが相続を希望していない場合どのようにすればよいか
A 相続財産の概要をお聞きし、相続を希望しない場合の相続放棄の手続き、提出先、提出書類、手続きの期限などについて説明しました。
株式や投資信託への投資の始め方
Q 株式投資や投資信託への投資に興味があるがどこから始めたらよいか。
A 現在の投資についての知識をお聞きし、まずは、初歩的解説本をいくつか読むことを進めました。
また、ネット証券への口座開設手続き、特定口座やNISA口座についての説明、保護預かりの制度、リスクとリターンの説明などを行いました。
相続税の基礎控除・二次相続について
Q 相続税の基礎控除、非課税財産などについて知りたい。
A 国税庁のタックスアンサーの該当部分を示し説明をしました。
また、相続税がかからない場合の申告の要否についてケースごとに説明しました。
その後の二次相続発生時の見通しを説明しました。
家計管理と資産運用について
Q 家計管理を上手に行いたい、新たに資産運用を始めてみたいがどのようにしたらよいか。
A 年間の家計収支を記録して現状を正確に把握することが大切であること、共済や保険契約が職業や家族構成、将来計画に合っているか見直すこと、通信費の見直し、証券口座の開設などについて説明しました。
実家から賃貸住宅への住み替えについて
Q 家族構成の変更により、賃貸住宅に住み替える予定だが将来の家計の見込みを知りたい。
A 現在の年齢、資産、収入を前提とすると、家賃水準を相当に低く抑える必要があること、公団住宅をリフォームして低額で賃貸している事業があること、近隣の空き家を低額で借りることができないか調べること、知り合い等で不要な空き家が無いか探してもらい、買取も検討すべきことなどを説明しました。
eMaxis-slim全世界株投資信託について
Q 上記の投資信託が人気があるようだが、どのような投資信託か、リスクはどうか。
A 全世界の株式に時価総額に比例して投資する投資信託で、世界経済の成長が続く限りその恩恵を受けられる、信託報酬というコストが最低であるというメリットがある、世界の株式の時価総額に占めるアメリカ株の割合が大きいため、アメリカの景気後退や株式下落の際に、基準価格が大きく下落するリスクがあること月次報告書をもとに、現在の投資先上位企業にどのような企業があるか、などを説明しました。